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浦和、30歳GK牲川「殺気だったピッチで0で終えたのは自信に…」 J1初先発、神セーブ連発で零封

スポーツ報知 / 2024年8月17日 22時6分

浦和レッズ

◆明治安田J1リーグ▽第27節 鹿島0―0浦和(17日・カシマ)

 浦和の30歳GK牲川(にえかわ)歩見がJ1初先発を飾り、前節2位・鹿島をアウェーで無失点に抑えた。

 前節・鳥栖戦でプロ初退場した主将GK西川周作が出場停止のため、巡ってきた出番。後半13分に相手FKに飛び出し、球際でパンチングして防ぐなど、195センチの長身を生かしたプレーで存在感を見せた。

 この日一番の神セーブは後半15分だった。MFグスタフソンがボールを奪われてカウンターを浴び、鹿島FW鈴木優磨との1対1の場面。「しっかり我慢する、蹴られてから反応することを意識した」と股下へのシュートを冷静に防いだ。

 自身の的確なポジショニングに加え、鈴木の後方から激走して戻ったDF井上黎生人のサポートもセーブにつながった。

 「リキ(井上)が必死に追いかけてくれてるのが見えながらの対応で、リキが間に合うかなと思いながら、まずは自分がポジションでシュートを打たせるところが大事だった。リキが最後まで追いかけてくれたので相手も焦って打たなければいけない状況だったので、落ち着いて対応することを意識して待ってた」

 宿敵・鹿島とのアウェー戦。球際で激しくぶつかり合い、ピッチに何人も倒れ込む激闘をスコアレスドローで終えた。ヘグモ監督は「今季はあまりプレーしていなかった中で、いい仕事をしてくれた」と高評価。牲川は「非常に殺気立ってるピッチで非常に緊張したけど、ここで0で終えたのは自信にしたい」とかみしめた。

 J2水戸から22年に加入。守護神・西川の牙城を崩せず、リーグ戦の出番に恵まれなかった。スペイン人のジョアン・ミレッGKコーチに技術を学び、「レジェンド。数字でもプレーでも示してくれていて、お手本のような選手」と言う西川からも大きな刺激を得て成長につなげてきた。

 30歳で初めて味わったJ1の先発。牲川は「スタートですし、そこからどこまで数字を伸ばしていけるかを常に自分に課しながらやらなきゃいけない。焦らずというのは変だけど、練習から意識しながらやっていく」と前向きに話した

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