浦和ヘグモ監督「イエローカードが出なかったのは受け入れられない」 主審の判定に苦言

浦和ペア・マティアス・ヘグモ監督

◆明治安田Ｊ１リーグ▽第２７節　鹿島０―０浦和（１７日・カシマ）

　浦和はアウェーで鹿島に０―０で引き分け、５試合勝ちなしとなった。両チームとも決定機を決めきれずにスコアレスドロー。ヘグモ監督は「前半は戦術的にほぼ完璧だった。相手に全くチャンスをつくらせず、こちらはチャンスをつくった。選手たちは素晴らしい姿勢を見せてくれたし、（井上）黎生人や（安居）海渡のような選手たちがさらに成長している姿を見せてくれた」と話した。

　一方、試合後の会見で指揮官が声を荒げるシーンがあった。

　前半４１分、ＭＦ大久保智明が鹿島ＭＦ柴崎岳に激しいタックルを受け、右足首を負傷。御厨貴文主審はカードを提示することはなく、大久保はハーフタイムで交代した。ヘグモ監督は「本日のレフェリーはいい仕事をしていたと思う。しかしながら、トモ（大久保）の場面でイエローカードが出なかったというのは、選手を守らなかったという意味で、私には受け入れられない」と苦言を呈した。