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【オリックス】先輩・山本由伸の助言でエースが復活の4勝目「すごくうれしいですし、まだまだできる」

スポーツ報知 / 2024年8月18日 5時0分

先制ソロ本塁打を放った森友哉(左)と4勝目を挙げた宮城大弥がポーズを決める(カメラ・豊田 秀一)

◆パ・リーグ オリックス3―0日本ハム(17日・京セラドーム大阪)

 51日ぶりの勝利の美酒は格別だった。オリックス・宮城大弥投手(22)は久しぶりのお立ち台で喜びをかみしめ、前を向いた。「すごくうれしいですし、まだまだできる」。最速152キロの直球を武器に7回3安打無失点の快投で4勝目。6月27日のソフトバンク戦(京セラD)以来の白星をつかみ、自己ワーストを更新した連敗を4で止めた。

 約1か月半、黒星だけが積み重なった日々。1イニングの大量失点を繰り返すなか、打者の間合いにならないようにテンポを改善した。「工夫しながらできた」。際どいコースのボール判定が続いても「審判のジャッジが正しいと思う。めげずに」と、辛抱強く両コーナーを突いた。日本ハム戦はプロ入りから9登板で無傷の5連勝。中嶋監督は「どこまでも手を抜かないで投げていた」とたたえた。

 7月下旬には元同僚で先輩の山本由伸(現ドジャース)にLINEを送った。「既読無視されたままだったので。4月か5月ぐらいから」。やりとりについては「野球の話を」と詳細を明かさなかったが、助言をもらって自身の投球に生かした。大好きな先輩が17日に26歳の誕生日を迎えたことには「おめでとうございます。でも、来週(25日)は僕(の誕生日)が。プレゼント待ってますってことで。先輩としての意地を見せてほしいな」とおねだりも忘れなかった。

 エースの働きで、チームは3連勝。3位・ロッテとは9ゲーム差だが、あきらめるわけにはいかない。「この先、どうやって勝ちに向かっていくかが大事。芯を曲げずにやりたい」。本来の姿を取り戻した背番号13が、残り36試合も全力で戦い抜く。(小松 真也)

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