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阿部詩、団体戦のルールを理解してなかった!?残り1秒で慌てる「絶対決めないと!と思って」

スポーツ報知 / 2024年8月18日 10時25分

阿部詩

 パリ五輪柔道女子52キロ級に出場した阿部詩(パーク24)が17日深夜放送の日本テレビ系「Going! Sports&News」に出演。男子66キロ級で五輪連覇を果たした兄・一二三(同)とともに銀メダル獲得に貢献した混合団体のエピソードを明かした。

 詩は57キロ以下でスペインとの初戦の2回戦に出場し、同階級のアリアネ・トロソレルと対戦。技ありを先行される苦しい展開の中、2分15秒の大腰が決まり、一度は一本と判定されるも取り消されて技あり。延長入り目前の3分59秒に袖釣り込み腰で技ありを奪って合わせ技一本勝ちした。

 混合団体でも個人戦と同じく延長戦があるが、詩はなぜか「引き分けがあると思って」とルールを勘違い。「あと1秒ってなった時に、絶対決めないと!と思って」と仕掛けた投げ技が勝利に結びついた。「いい方向に転んだ」と笑っていた。

 2連覇を目指した個人戦はまさかの2回戦敗退で号泣した。団体戦の出場は「すごく怖かった。またこの舞台で負けてしまった時に、どうなるんだろうか、とか。柔道着を着れるのかなというのを思っていた」と葛藤があったことを告白。しかし「これに打ち勝たないと、この先に進めないと思った」と覚悟を決めて出場し、勝利をつかんだ。

 番組の最後では明るく、28年ロス五輪での雪辱を誓い「応援よろしくお願いします」と呼びかけていた。

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