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ザック・セイバーJr.、「G1」初優勝…辻陽太を破り史上2人目の外国人制覇…日本語で歓喜の絶叫「カチマシタ!」

スポーツ報知 / 2024年8月18日 17時57分

ザック・セイバーJr.(写真提供・新日本プロレス)

◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 34」(18日、両国国技館)観衆8056

 新日本プロレスは18日、両国国技館で「G1 CLIMAX 34」の「優勝決定トーナメント(T) ファイナル」を開催した。

 決勝戦は、Aブロック1位のザック・セイバーJr.とBブロック3位で「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の辻陽太が対戦した。共に勝てば初制覇となる一戦は、壮絶な激闘の末、ザックが31分04秒、両腕と両足を極める関節技「クラーキーキャットG134winnerテッカ―バージョン」でギブアップを奪い「G1」初優勝を飾った。

 ザックは、2016年のケニー・オメガに続く史上2人目の外国人制覇となった。「ザック」コールが降り注ぐ館内。試合後のリング上でマイクを持つと「カチマシタ!」と絶叫した。そして、プロレスリング・ノア時代に指導を受け引退を決断した師匠の小川良成へ「オガワセンパイ、プロレス人生お疲れ様でした!」と流ちょうな日本語で感謝を伝えた。さらに「1・4、ちょっと遠いね。ザックはリョーゴクが好きだよ」と10月14日の国技館大会で内藤哲也が保持するIWGP世界ヘビー級王座への挑戦を表明した。

 ザックは、1987年7月24日、イギリス・ケント州シェピー島出身の37歳。2004年4月20日にデビュー。欧州各地のリングやプロレスリング・ノアで活躍してきた実力者。2016年にはWWEクルーザー級クラシックにも出場。17年3月6日『旗揚げ記念日』で、新日本プロレスに初参戦。以後、ジュニアヘビー級からヘビー級戦士へ転身。タイチとのタッグ「デンジャラス・テッカーズ」で20年から2022年の間に3度IWGPタッグ王座を奪取した。シングルでは2018年と22年の「NEW JAPAN CUP」を制覇した。得意技は、ジムブレイクスアームバー、ヨーロピアンクラッチ。身長186センチ、体重96キロ。

 

 G1初制覇となった歓喜のバックステージでサッポロ黒ラベルの缶ビールで乾杯したザックは、この試合でも小川の得意技「4の字固めジャックナイフ固め」を繰り出し窮地を脱し、改めて師匠への感謝を繰り返しIWGP奪取に意欲を見せていた。

 一方、敗れた辻はバックステージで「堂々と胸を張ってこの結果を受け入れたい」とかみしめていた。

 今年のG1は、A、B両ブロックに各10選手、計20選手が出場。7・20エディオンアリーナ大阪で開幕し公式戦を開催。各ブロック3位までの合計6選手が8・15千葉・幕張メッセ大会からの「優勝決定トーナメント」に進出。8・18両国国技館で優勝戦を行った。

 出場選手は以下の通り。

 【Aブロック】

内藤哲也

海野翔太

鷹木信悟

SANADA

グレート―O―カーン

ザック・セイバーJr.

ゲイブ・キッド

EVIL

ジェイク・リー

カラム・ニューマン

 【Bブロック】

後藤洋央紀

エル・ファンタズモ

辻 陽太

ジェフ・コブ

HENARE

デビッド・フィンレー

成田 蓮

上村優也

KONOSUKE TAKESHITA

ボルチン・オレッグ

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