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「さいっこうのツアーでした」Aぇ!Groupが8都市32公演デビューツアー完走 末澤誠也「またやろね、楽しいこと」

スポーツ報知 / 2024年8月19日 4時0分

デビューツアーを完走したAぇ!group(カメラ・小泉 洋樹)

 Aぇ!groupが18日、東京・有明アリーナでデビューツアー「Debut Tour~世界で1番AぇLIVE~」の最終公演を開催した。デビュー曲「《A》BEGINNING」や、この日初披露のセカンドシングル「Gotta Be」など全35曲を披露。今年5月15日のデビューからわずか3か月間で、37万人を動員した全国8都市32公演を駆け抜けた。

 鳴りやまない「Aぇ」コールに、5人が再び登場した。ツアーファイナルで、急きょのダブルアンコール。ステージ上で小声で打ち合わせると、デビュー曲「《A》BEGINNING」を披露。1万5000人のファンの笑顔と歓声がはじける中、一生に一度のデビューツアーを完走した正門良規(27)は「さいっこうのツアーでした」と笑った。

 19年2月の結成から5年を経て、今年5月にCDデビュー。そして、間髪入れずに迎えたデビューツアー。正門は「幕が開くまで不安でした」。末澤誠也(29)も「オリジナル曲を全て入れたライブも初めてで、気合が入っていました」と振り返った。

 北海道公演を手始めに、3か月間で全国8都市を巡った。小島健(25)が「一回一回の公演が『世界で一番えぇLIVEだった!』と思ってもらえるように」と考案したツアータイトルの通り、「Aぇ」を詰め込んだ。グループ初のオリジナルソング「Firebird」で幕を開け、バンド演奏では「PRIDE」などを披露。さらにSUPER EIGHT、WEST.、なにわ男子ら“先輩”の楽曲も歌い、この日はセカンドシングル「Gotta―」も初披露した。

 歌唱あり、バンド演奏あり、関西仕込みの笑いあり。デビューツアーとは思えないほどの完成度を見せつけたが、まだまだこれから。佐野晶哉(22)は「マジででっかい景色見に行ける」と語り、草間リチャード敬太(28)も「この先もずっとAぇ!groupは続くから」と重ねた。そんなメンバーの言葉に、正門は「本当に、本当にデビューして良かったと思っています。心から」と感傷に浸った。

 5色のペンライトで鮮やかに染まった会場を見渡した末澤は言った。「またやろね、楽しいこと」。そう、まだまだ“えぇ時間”は、始まったばかりだ。(田中 雄己)

 正門良規「幕が開くまで不安でしたが、ファンの皆さんの温かい歓声を聞くことができて、準備してきたことが正しかったと実感できました」

 末澤誠也「どの会場もとても盛り上がって、すごく良いデビューツアーになった。皆さんに支えられているんだと改めて実感することができました」

 草間リチャード敬太「Aぇ!groupのすべてを詰め込んだいいものができた。今までよりも一層、幅広い方々に応援していただけるグループでありたいなと思います」

 小島健「できることの幅が広く、挑戦できたツアーでした。その中でもAぇ!groupらしさを忘れずにやり切ることができたと思っています」

 佐野晶哉「地方ごとに反応が違っていることが面白いなと感じるツアーでした。最高にノリの良いファンの方々です。とても幸せな空間でした」

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