伊東純也、性加害疑惑は「まだ終わっていないけれど、こちらで一試合一試合頑張るしかない」…リーグ・アン開幕戦

伊東純也

◆フランス　リーグ・アン　第１節　Ｓランス０－２リール（１７日）

　フランス１部リーグの開幕節で、Ｓランスに所属するＭＦ伊東純也（３１）がフル出場した。退場者を出して０―２で敗れたリール戦後に自身の性加害疑惑について語った。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　伊東はリール戦後、自身の性加害疑惑について「まだ終わっていないけれど、こちらで一試合一試合頑張るしかない」と述べた。

　今年１月末に一部で報じられて騒動となって以降も「サッカーに集中していた。それ以外にやることはなかった」という。「気にしてもしょうがないと思っていたので」とインターネット情報なども目にしなかったといい、クラブには「信頼してくれていたと思う」と感謝した。

　試合は前半の序盤に退場者を出し、黒星発進。フル出場した伊東は「１０人だとしても、もう少し戦い方があったんじゃないか」と悔やんだ。エルスナー監督からは今季１０得点１０アシストを頼まれたそうで「もっとチャンスをつくって多くの得点に絡みたい」と抱負を述べた。

　日本代表活動を巡っては主力と見込まれていた今年１月のアジア杯の中、報道されて以降は代表を離脱し、その後は招集されていない。日本代表の森保一監督（５５）は、今月７日にＪリーグを視察した際、「これからいろんな確認をして、呼べる状況であれば（招集する）。招集させてもらえれば」と話していた。９月から始まる２６年北中米Ｗ杯のアジア最終予選に向け、日本代表復帰の可能性も高まっている。