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【甲子園】大社が107年ぶりの4強入りへ 3試合連続完投のエース左腕・馬庭優太「自分の中ではもう行くと決めている」

スポーツ報知 / 2024年8月18日 20時41分

ポーズを決める大社・馬庭優太(カメラ・義村 治子)

 第106回全国高校野球選手権は19日、準々決勝4試合が行われる。大社(島根)は休養日の18日、神村学園(鹿児島)戦に向け、西宮市内のグラウンドで約2時間の練習を行った。

 ここまで3試合連続完投のエース左腕・馬庭優太投手(3年)はキャッチボールは行わず、打撃練習で汗を流した。延長11回の激闘の末、自身のサヨナラ打で決着をつけた早実戦から一夜明け「時間は経ったけどまだ興奮するものはある。そういう試合を出来たのは成長につながったし、チームに力を付けることができた」と振り返った。

 馬庭はここまで計401球を投げている。「1週間で500球」の球数制限があるため、19日の準々決勝、21日の準決勝は計236球までに制限されるが「自分の中ではもう行くって決めている。後ろにもいい投手がいますし、自分の他にも抑えてくれる投手がいるので心配はない」と語った。

 4強入りすれば、1917年以来、杵築中として初出場した鳴尾球場開催の第3回大会から107年ぶりで、昨年の慶応の103年を超える“夏史上最長ブランク”となる。神村学園は2年連続8強の強豪。「全員がトップレベルの能力を持っている。自分たちも絶対に負けないけど、能力は絶対に上なので、すごく注目されて良い試合になると思う」と意気込んだ。

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