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パリ五輪期間中の誹謗中傷投稿8500件超え AIで検出とIOCアスリート委員会が公表

スポーツ報知 / 2024年8月18日 21時20分

 国際オリンピック委員会(IOC)のアスリート委員会は18日、声明を発表。11日に閉幕したパリ五輪期間中、選手、関係者に対しSNSで8500件を超す誹謗(ひぼう)中傷の投稿が確認されたと公表した。AIを活用したシステムで検出されたという。「私たちはアスリートの代表として、あらゆる攻撃とハラスメントを最も強い言葉で非難する」としている。オリンピアン、パラリンピアン向けの24時間対応可能な相談窓口も紹介している。

 大会では国内外問わず誹謗中傷が目立つ事態となった。日本では柔道女子52キロ級で連覇を目指した阿部詩(パーク24)が、2回戦敗退後に号泣。賛否が分かれた。阿部本人は「温かい言葉が人としては絶対にうれしいかなと思いました」と話した。

 他にもバレーボール男子や、対戦相手、審判にも批判の矛先は向けられた。日本選手団は大会期間中に「侮辱や脅迫などの行き過ぎた内容に対しては、警察への通報や法的措置も検討する」との声明を出した。

 性別騒動の標的となった女子ボクシング66キロ級金メダルのイマネ・ヘリフ(アルジェリア)はパリ検察庁に告訴状を提出。実業家のイーロン・マスク氏、映画「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J・K・ローリング氏らも対象となっていると報じられている。

 緑色の服装が「配達員みたい」と話題になった、ブレイキン女子オーストラリア代表のレーガンことレイチェル・ガンも批判の対象になった1人。3試合で1ポイントも獲得できなかったことから、代表選考過程を問いただすオンライン署名活動が行われた。オーストラリアのオリンピック委員会は署名活動に対し「いじめに該当する」と怒りの声明を公表した。

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