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浜村淳がアラン・ドロン追悼 届かなかったプレゼント 「パリオリンピックの閉会式には姿を見せてほしかった」

スポーツ報知 / 2024年8月19日 4時0分

浜村淳

 映画「太陽がいっぱい」などに主演したフランスのスター俳優アラン・ドロンさんが死去したと18日、親族が明らかにした。同国メディアが伝えた。88歳だった。57年にスクリーンデビューし、“世紀の二枚目”と称された端正なルックスで、日本でも高い人気を誇った。一方で、奔放な恋愛観や私生活で世間をたびたび騒がせた。映画賞とはほとんど縁のない俳優人生だったが、19年のカンヌ国際映画祭では「名誉パルムドール」を受賞していた。

 ドロン氏と同じ1935年生まれの映画評論家で、ラジオパーソナリティーの浜村淳(89)が18日、名優の死を悼んだ。この日、スポーツ報知に追悼文を寄せ「世紀の二枚目スター、アラン・ドロン! せめてパリオリンピックの閉会式には姿を見せてほしかったなあ」と残念がった。

 来日時に何度か会っているという浜村は「日本が好きな人でした。アメリカ映画への進出は成功しませんでしたが日本ではたいへんな人気で、そのことに気をよくしたのか、ついにはキモノの見本市にまで登場するくらいの協力ぶりでした。どこか『悪(ワル)』の匂いがする色っぽい美貌で、実に魅力的でした」と、その親日家ぶりと、役者としての色気を回顧した。

 1992年に公開された映画「カサノヴァ 最後の恋」のキャンペーンで大阪で記者会見した際、浜村は「満年齢で言うと、同い年です。だから随分、あなたの影響を受けました。『お嬢さん、お手やわらかに!』をみて、金のネックレスをつけました。『太陽がいっぱい』を見てヨットに乗りました。『あの胸にもう一度』を見てバイクをぶっ飛ばしました」と脚色を交えて感激を表現したという。

 「ドロンはとてもよろこんでくれました。『ありがとう! パリに帰ったら、さっそく君の顔にとても似合うメガネのフレームを送るからね。送り先を書いておいてくれたまえ』」とプレゼントを約束された浜村。「あれから何年たっただろう。メガネの枠はついに送って来ませんでした」と行間に無念さを漂わせた。

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