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【甲子園】19日に18歳の京都国際・中崎琉生、バースデー勝利誓う「運命的ですね」

スポーツ報知 / 2024年8月19日 4時0分

準々決勝を控え、同校グラウンドのホワイトボードに書かれた「日本一」を指さす京都国際・中崎琉生(右)と西村一毅(カメラ・森口登生)

◆第106回全国高校野球選手権大会 ▽準々決勝 京都国際ー智弁学園(19日・甲子園)

 京都国際・中崎琉生投手(3年)が18日、準々決勝の智弁学園戦を前に京都市内の同校グラウンドで練習を行い、バースデー勝利を誓った。17日の3回戦で西日本短大付を相手に14K完封の左腕は19日が18歳の誕生日。「今まで誕生日に投げたことがない。運命的ですね」と意気込んだ。

 警戒するのは1番打者の佐坂だ。「チームに勢いを持ってこられる選手。抑えて逆に流れを持ってきたい」と断言。2回戦の新潟産大付戦で3安打完封した西村一毅(いっき、2年)もおり、2枚看板のどちらが先発するかは不透明だが、小牧憲継監督(41)は「バッテリー中心に全員で攻める、全員で守り切る野球をしたい」と総力戦を覚悟した。

 現DeNA・森下瑠大を擁した21年夏は準決勝で智弁学園に敗れた。「最高成績を超えると同時に、智弁を倒したいという思いが選手から伝わってくる」と指揮官。近畿対決を通過点に歴史を塗り替える。(森口 登生)

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