クリスタルパレスＭＦ鎌田大地がプレミアデビュー ２シャドーで先発も無得点で途中交代 チームは敗戦

◆イングランドプレミア・リーグ開幕節（１８日）　ブレントフォード２（１ー０、１－１）１クリスタルパレス

　今季クリスタルパレスに新加入した日本代表ＭＦ鎌田大地（２８）が１８日、アウェーのブレンフォード戦でプレミアリーグデビューを果たした。１―１の後半２５分に途中交代。試合は１―２で敗れ、開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。

　フランクフルト時代の恩師で昨季途中よりクリスタルパレスを率いるグラスナー監督に求められ、昨季プレーしたイタリア１部ラツィオを１年で離れてクリスタルパレスに加入した鎌田。この日はフランクフルトでも採用していた３―４―２―１システムで、イングランド代表ＭＦエゼとともに２シャドーの一角でプレーした。ビッグクラブへ移籍のうわさもあるチームの中心・エゼにボールが集まる中、鎌田はＤＦラインの背後を狙う動きを何度も見せた。しかしパスを引き出す回数は限られ、連携面に課題を残した。

　チームは前半に先制点を奪われたが、後半１１分にオウンゴールで同点に。鎌田は後半２０分にカウンター阻止でイエローカードを受けると、同２５分に交代。チームはその後、同３１分に勝ち越しゴールを許した。