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大谷翔平、第5打席は一ゴロ 2戦連発39号も5打数1安打で8月打率・174 月間7発もまだ不振?

スポーツ報知 / 2024年8月19日 5時33分

◆米大リーグ カージナルス―ドジャース(18日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が18日(日本時間19日)、敵地・カージナルス戦に「1番・DH」で先発出場。1点リードの9回1死の第5打席は5番手左腕・キングから一ゴロだった。5回に39号が生まれたが、ここまで5打数1安打で8月の月間打率1割7分4厘となった。

 カ軍先発のS・グレイとは渡米1年目の18年以来6年ぶりの対戦だった。17日(同18日)の試合で右手中指を痛めたフリーマンが先発を外れ、欠場する見込みの中、初回先頭の第1打席は空振り三振、3回先頭の第2打席は三飛に倒れたが、0―0で迎えた5回1死の第3打席だった。初球の79・7マイル(約128・3キロ)のカーブを捉え、2戦連発の39号先制ソロ。打球速度113・5マイル(約182・7キロ)、飛距離396フィート(約120・7メートル)。弾丸ライナー(角度22度)で右中間の相手ブルペンに着弾したのは前夜とほぼ同じだった。7回先頭の第4打席は3番手左腕・リベラトレから見逃し三振だった。

 前日17日(同18日)の同戦では、5回2死から4試合ぶりの38号ソロ。本塁打では今季最も低い角度21度の弾丸ライナーで、右中間フェンス後方にあるカ軍ブルペンに打ち込んだ。大谷はエンゼルス時代も含め、カージナルス戦だけはホームランをマークしたことがなかったが、メジャー7年目、通算209本目のアーチで日本人選手初の“30球団制覇”を達成。さらに初回、3回と2盗塁を決め、リーグ2位タイとなる37盗塁としていた。

 しかし、打撃の中で構えた時の感覚を最重要視する大谷は17日の試合後に「構えている段階で、いい未来が見えていない感じ」と独特の表現で苦悩の深さを表現していた。“完全復活”はもう少し先になるかもしれないが、それでも今月7本塁打と一発を量産しているのはさすがとしか言いようがない。5回の先制アーチでシーズン50本塁打、盗塁は17日終了時点で48個ペース。史上初の「45―45」、さらに「50―50」も視界に捉え、史上6人目の「40―40」を史上最速の8月中に達成する可能性は十分にありそうだ。

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