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那須川天心WBC3位に浮上 今秋にも地域タイトル戦

スポーツ報知 / 2024年8月19日 13時20分

那須川天心

 WBC(世界ボクシング評議会)は18日(日本時間19日)までに最新ランキングを発表した。バンタム級(53・5キロ以下)は前回12位だった那須川天心(帝拳)が3位に浮上した。ほかの日本人選手では、東洋太平洋王者の栗原慶太(一力)が8位、堤聖也(角海老宝石)が10位と前回とランキング変更はなかった。

 天心は先月、東京・両国国技館でWBA世界同級4位のジョナサン・ロドリゲス(米国)に3回TKO勝利。WBAは世界7位から2位に浮上していた。世界主要団体ではほかにWBO10位となっている。次戦については栗原が保持する東洋太平洋王座を目指すことが有力視され、自身がランキング1位で王座が空位のWBOアジアパシフィック王座決定戦も視野に入れる。「紅葉が楽しめる季節にお会いできたら」と秋に試合を行いたい意向を明かしている。

 現在、バンタム級はWBAが井上拓真(大橋)、WBCが中谷潤人(M・T)、IBFが西田凌佑(六島)、WBOが武居由樹(大橋)と日本人が主要王座を独占。9月3日に武居に挑戦するWBO1位の比嘉大吾(志成)や堤、日本王者の増田陸(帝拳)もWBA9位など世界ランク入りしている。

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