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宮田笙子、8月26日インカレ欠場 エントリーに名前もメンバー変更へ “復帰戦”は先送り

スポーツ報知 / 2024年8月20日 4時0分

宮田笙子

 体操女子で喫煙と飲酒によりパリ五輪出場を辞退した宮田笙子(順大)が、エントリーしていた全日本学生選手権大会(26日、鹿児島アリーナ)を欠場する方向であることが19日、明らかになった。関係者によると、順大メンバーの一覧に宮田の名前はあるが、メンバー変更を行うという。再スタートの“復帰戦”はもう少し先になりそうだ。

 宮田に関しては、7月15日に内部からの情報提供で問題が浮上。パリ五輪の事前合宿地モナコから18日に帰国し、そのまま都内で日本協会の聞き取り調査に応じた。本人は、喫煙と飲酒を6月末~7月に行い、飲酒はナショナルトレーニングセンター内だったと明かした。当時の様子について、日本協会の西村賢二・専務理事は「事前合宿から、相当神経を使い、かなり憔悴している様子があった。自分の行為に対し真摯に向き合う姿勢が印象的だった。(宮田の)発言の中では、設定された目標に対して、数々のプレッシャーなどもありながら、そのような行為をしてしまったと、そういう話をした場面があった」と説明していた。

 日本協会が定める「日本代表選手・役員の行動規範」によると、【行動規範】の8番目に「日本代表チームとしての活動の場所においては、20歳以上であっても原則的に喫煙は禁止する※2016年度から数年かけて段階的に全面禁止とする」と記載がある。また、現在は18歳で成人だが、喫煙と飲酒は20歳以上。

 日本は、主将でエースだった宮田が抜け、五輪本番では岸里奈(戸田市SC)、中村遥香(なんばク)、岡村真(相好ク)、牛奥小羽(日体大)と他国より一人少ない4人で戦い抜いた。全員初出場ながら、堂々と演技をつなぎ、2008年北京大会から5大会連続の入賞を果たした。

 また現在、日本協会は、今回の問題に対して第三者機関を設置し関係者への聞き取り調査を行っている。藤田会長は「再発防止に向けて課題を抽出したい。事実確認をした上で、しかるべき対応を考えて行く」としている。

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