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東野有紗「新しい挑戦」女子ダブルスでロス五輪出場へ 桜本絢子と新ペア 渡辺勇大はまだ見通し立たず…バドミントン

スポーツ報知 / 2024年8月19日 20時0分

会見を終えポーズをとる渡辺勇大(左)と東野有紗(カメラ・中島 傑)

 バドミントンのジャパン・オープンの開幕前日の19日、会場の横浜アリーナで会見が開かれ、パリ五輪混合ダブルス銅メダルで今大会限りで渡辺勇大とのペアの解消を発表している東野有紗(ともにBIPROGY)は、女子ダブルスで2028年ロサンゼルス五輪を目指すことを明言した。「新しい挑戦。厳しい挑戦になるとは思うけど、ロス五輪を目指して頑張っていきたい」と覚悟を口にした。

 新たなパートナーは桜本絢子(ヨネックス)で、9月6日開幕の全日本社会人選手権(鳥取)にエントリーした。左利きの167センチで、昨年の全日本総合選手権で優勝し、今年3月の全英オープンの同種目で4強入りの実績がある。東野も他の選手と組んで2月のS/Jリーグトップ4トーナメントでは、パリ五輪銅の志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)や同代表の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)を次々に破り、チームの優勝に貢献している。新ペアはチームは違うが、今後、練習コートは相談し合って決めていくといい、今大会後に本格的にスタートする。

 一方、混合ダブルスを継続する意向の渡辺は「今後についてはまだ見通しがたっていなくて、ここでお伝えすることは難しい」と明かした。全日本社会人選手権では、昨年の世界ジュニアの女子ダブルス優勝者で、18歳の田口真彩(ACT SAIKYO)と組んで出場予定。「選手としてプレーを続けていきたいなと考えています」と話した。

 ワタガシペアは福島・富岡一中時代に出会い、12年に結成して13年目。18年に全英オープンを初制覇し、21年東京五輪では同種目で日本勢初の表彰台となる銅メダルをつかんだ。「東京五輪が終わったときにパリ五輪が集大成になるという感覚で、2人でいて」と、渡辺はペア解消の経緯を説明した。集大成のパリ大会では、日本のバドミントン界で初の2大会連続でメダル獲得の快挙を成し遂げた。

 五輪後はテレビ出演や取材で忙しい中でも、今大会への練習はしっかり積んできたという。渡辺は、ワタガシペアとして最後の舞台へ「日本のファンの方々の前でプレーできる数少ない大会。昨年の優勝の勢いそのままに、今年も2連覇できるように頑張りたい」と力強く決意。東野も「本当に大好きな大会。自分たちらしいプレーを最後に見せたい。思い切り楽しんで、観客の方にも楽しんでもらえるようなプレーを見せられたら」と思いを込めた。混合ダブルスの第一人者として走ってきたエースペアが、日本のファンの前で最後に雄姿を届ける。

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