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【新潟2歳S】スリールミニョン名付け親の永島まなみ騎手「まだよくなる」

スポーツ報知 / 2024年8月20日 7時0分

名付け親で新馬戦もコンビで制した永島と重賞に挑むスリールミニョン。馬名の意味はフランス語で「かわいい笑顔」

◆第44回新潟2歳S・G3(8月25日、新潟競馬場・芝1600メートル)

 第44回新潟2歳S・G3(25日、新潟)で、スリールミニョンが強敵相手に真っ向勝負を挑む。

 7月7日の小倉芝1200メートルの新馬戦。騎乗する永島まなみ騎手(21)=栗東・高橋康厩舎=が名付け親ということもあり、1番人気の支持を受けた。レースでは道中で促しながらもしっかりと脚を伸ばし、味のある競馬で勝ち切った。永島は「実戦に行っていいタイプです。いい意味で遊びもありましたね」と振り返った。

 今回は2ハロンの距離延長が大きな課題となる。そこで15日はマイルに対応するため、初めてCWコースを1周半走らせた。6ハロン83秒1―11秒2の好タイムをマーク。「厩舎で一番動く馬(モアニ、3歳1勝クラス)と併せましたが、新馬の時より力がついて、よかったですよ」と鞍上は笑みを浮かべた。パートナーも、着実に成長を遂げている。

 まなみは3週連続の重賞騎乗となる。「ミニョンは奥深い子なので、これからまだよくなります。今回の経験をいい形でつなげていきたい」。お手馬と挑む今回は、得るものもより大きくなるはずだ。(山下 優)

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