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NHK、短波ラジオ放送で不適切発言 中国語ニュースで外部スタッフが「尖閣諸島は中国の領土」と述べる

スポーツ報知 / 2024年8月19日 22時10分

NHK局舎

 NHKは19日、同局の短波ラジオ国際放送などにおいて不適切な発言があったと公表し謝罪した。

 同局によると、この日午後1時すぎからNHKの短波ラジオなどの国際放送とラジオ第2放送で伝えた中国語のニュースの中で、靖国神社の落書きのニュースを伝える日本語の原稿を翻訳して読んでいた中国籍の外部スタッフがニュースを伝えた後に、沖縄の尖閣諸島について「中国の領土である」と述べるなど、原稿にはない不適切な発言を約20秒間行ったという。午後1時40分ごろにラジオ国際放送の聞き逃しのアーカイブは不適切発言の部分は削除された。

 当該スタッフはNHKの関連団体が業務委託契約を結んでいる中国籍の40代の男性で、日本語の原稿を中国語に翻訳してラジオで読み上げる業務に従事していた。これまでは問題があったという報告はなかったという。男性は2002年から業務を行っており、NHKは関連団体を通じて本人に厳重に抗議。関連団体は本人との契約を解除する方針という。

 天川恵美子・国際放送局長は「その場でスタッフが聞いており、すぐに不適切な発言であったと分かった。外部からの指摘はございません」と説明。樋口大山・コンテンツ戦略局企画管理センター長は「本人がなぜそういう発言をしたかの意図は現段階では分からない。(スタッフは)今後は『代理人を通じて連絡をする』と言っている」と説明した。

 NHKは「ニュースとは無関係の発言が放送されたことは不適切であり深くお詫び申し上げます。再発防止策を徹底します」とコメントしている。天川局長は再発防止策について「生放送のただなかに起きたこと。事前収録にすることなどを検討していきたい」と述べた。

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