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【巨人】首位攻防キーマンは坂本勇人…対広島戦は驚異の打率3割7分 ランナーをためて勇人に回すことができるか

スポーツ報知 / 2024年8月20日 5時10分

8月6日広島戦、6回無死、6号2ランを放った坂倉将吾(投手は山崎伊織) 

 巨人の広島戦はここまで7勝6敗3分け。東京Dでは6勝2敗1分けで、本拠地で今季最後の対戦となる今回の3連戦は最低でも勝ち越したい。

 両チームの対戦は16試合中11試合が2点差以下。接戦が多く、負けられない試合で1点の重みが増すことが予想される。緊迫した展開の中、今カードで好相性のキラー、その前に走者をためないこと、先頭打者の出塁をめぐる攻防がポイントになりそうだ。

 巨人では坂本が対広島戦で打率3割7分。モンテスは前回6日からの東京D3連戦で計7打数3安打、7日は床田から先制適時打を放つなど相手に嫌な印象を与えた。一方で広島は坂倉が巨人戦打率3割2厘、3本塁打。末包は同3割、2本塁打をマークしている。ともにその前に走者をためないことが重要だ。

 8日には東京Dで戸郷が広島打線を5安打完封。9イニング全て先頭打者を抑えたことが大きかった。両チームとも勝負どころでは送りバントで得点圏に走者を進める攻撃もあるだけに、攻守で先頭に注目だ。

 残り34試合。阿部監督は「選手は『優勝のチャンスがあるんだ』と意気に感じてやってほしい」と話している。4年ぶりVへ負けられない大一番になる。(巨人担当・片岡 優帆)

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