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アストロズ・菊池雄星が6回途中3失点の粘投、7勝目はお預け…吉田正尚との対戦はなし

スポーツ報知 / 2024年8月20日 10時57分

◆米大リーグ アストロズ―レッドソックス(19日、米テキサス州ヒューストン=ミニッツメードパーク)

 アストロズ・菊池雄星投手(33)が19日(日本時間20日)、本拠地・レッドソックス戦に先発し、5回3分の2で99球を投げ、6安打、3失点(自責1)、7奪三振で降板し、勝敗はつかず7勝目を逃した。最速は96・5マイル(約155・3キロ)で、防御率は4・37となった。

 立ち上がりはまさかだった。プレーボール直後の初球。力いっぱいに投げ込んだ95・2マイル(約153・2キロ)直球を左打者のデュランに左翼席へ運ばれた。初球の先頭打者本塁打「プレーボール弾」を被弾。たった1球で先取点を献上した。さらに1死からレフスナイダー、ディバースに連打あを浴びると、味方の失策でさらに1失点。初回だけで27球を要し、リードを2点に広げられた。

 2回は1死から遊撃手・ぺーニャの失策で走者を許したが、2死一塁で二盗を捕手のカラティニが刺した。初回に27球で13球を投げたスライダーを2回は14球で1球のみ。配球を大きく変えて直球を中心にして修正した。3回は先頭のオニールに四球も、続くレフスナイダーを三併打。ディバースも左直に打ち取って3人で抑えた。

 0―2の4回は、ゴンザレス、ジャンセンと連打を浴びて無死一、二塁のピンチを迎えたが、カサスを見逃し三振、ウォンを二併打。4回裏には味方打線がバッテリーを組む捕手・カラティニの適時打に相手失策も重なって2点を奪って追いついた。同点の5回は2死走者なしからカラティニの失策と、中前安打で一、三塁のピンチを迎えたが、ディバースを遊ゴロに打ち取って勝ち越しは許さなかった。6回は先頭のゴンザレスを味方の失策で出塁させたが、ジャンセン、カサスを連続三振。2死一塁で99球となったところでマウンドを降り、本拠地のファンからは大きな拍手が送られた。その後2番手・スコットが代打・吉田に9号勝ち越し2ランを浴びて、雄星の失点は「3」となった。8回裏にアストロズが追いつき、雄星の勝敗はつかなかった。ブルージェイズ、アストロズの2球団での成績は、26登板で6勝9敗、防御率4・37となった。

 アストロズ移籍後、4度目の登板。前回登板の13日(同14日)の敵地・レイズ戦では6回途中3安打1失点の好投で自身2連勝となる6勝目(9敗)をつかんだ。レッドソックス・吉田正尚外野手(31)は、6試合連続安打中で、打率が2割9分8厘にまで上がっているが、左腕・菊池が先発とあってスタメンを外れ、直接対決はなかった。

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