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浦和FW興梠慎三「危機感を持たないと…。いい試合で終わらせてる試合が多い」 5戦勝ちなしで10位

スポーツ報知 / 2024年8月20日 12時23分

浦和・興梠慎三

 浦和のFW興梠慎三(38)が19日、さいたま市内で練習後に取材に応じ、5試合勝ちなしと低調なチームの現状について言及した。

 17日の古巣・鹿島戦(0△0、カシマ)はベンチ外。今季限りの現役引退を表明している興梠は「もといたチームに試合後に目の前に行ってあいさつするのは鹿島にはやっていなかったので、最後にやって終わりたかったのができなかったのは残念だけど、それは仕方ないこと。チャンスがあったら感謝の気持ちを伝えたい」と話した。

 鹿島戦については「球際もお互い激しくて、どっちが勝ってもおかしくない試合だった」。4―4―2布陣でブロックを敷いて堅く守りながら、カウンターで決定機を作った。「カウンターで攻める形が多くて、カウンターサッカーになったのかなというくらい思うけど、チームの結果が出ないからこそ何かを変えないといけない時だと思う」と理解を示した。

 チームは7月以降は湘南、京都、札幌、鳥栖と下位チームから白星を奪えず。上位の鹿島に引き分け、5戦勝ちなしで10位につける。興梠は鹿島戦について「自分たちは上にいくには勝たないといけない一戦だったので、引き分けはすごく悔しい。お互い勝たなきゃいけない状況でいい試合だったけど、勝たないと意味がない」と語った。

 浦和は1試合消化が少ないながら、首位・町田と勝ち点18差。ACLE出場圏内の3位・鹿島とは同13差となっている。

 興梠は「残り12試合しかないので、監督が『いつも日々のトレーニングが大事』といつもハードワークして試合のために練習するけど、それをもう少しギアを上げてやらないといけない。いい試合で終わらせてる試合がものすごく多いので、結果を出さないとそろそろ意味がない。みんな危機感を持ってやらないと下(位)も近い。気を引き締めてやらないといけない」と指摘した。

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