眞栄田郷敦、兄・新田真剣佑から“立派でした”メッセージに笑顔「いつか敵対する役で共演したい」

映画「ブルーピリオド」公開記念舞台あいさつに出席した（左から）板垣李光人、眞栄田郷敦、高橋文哉、桜田ひより（カメラ・奥津　友希乃）

　俳優の眞栄田郷敦が２０日、都内で主演映画「ブルーピリオド」（萩原健太郎監督）公開記念舞台あいさつに共演の高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりらと出席した。

　２０２０年の「マンガ大賞」を受賞した山口つばさ氏の同名漫画が原作。主人公の高校生・矢口八虎（眞栄田）が一枚の絵をきっかけに、経験のない美術の世界に挑み、国内最難関の美術大学を目指して奮闘する。

　この日、本作で未発表のキャストとして、眞栄田の実兄で俳優・新田真剣佑が出演していることが明らかに。新田からの手紙がＭＣにより代読され、「撮影現場にこっそり遊びに行って、監督の提案で出演することになりました。主演を務める弟は立派でした。いつかセリフを交わせる日が来ること楽しみに待っています」と弟へメッセージを送った。

　眞栄田は、兄の出演について「あの日、やたら緊張感あって（新田がいることに）気づいちゃったんです。しかも兄貴はモニターチェックしてましたから（笑い）。びっくりしたけどうれしかったです」と笑顔を見せ、「いつか共演したい。演じるなら敵対関係の方が面白そう」と意欲を語った。

　新田は本作の冒頭シーンに出演しているといい、板垣は「すてきですね。でもどこのシーンに（新田が）出演されているか分かっていなくて…パニックです」と目を丸くした。桜田も「私も同じく分かっていないのでパニックです。もう一度みたいと思います」と話していた。