【巨人】「ただただ後ろにつなぐことだけを」浅野翔吾のプロ初の三塁打で１点を返す 試合前に長嶋茂雄氏から直接ゲキ 丸タイムリーで４点差に

４回２死一塁、右越え適時三塁打を放ち手をたたいて喜ぶ浅野翔吾（カメラ・宮崎　亮太）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人―広島（２０日・東京ドーム）

　６点を追う形になった巨人は４回、１死から坂本勇人内野手が中前打で出塁。２死となったが、浅野翔吾外野手が２打席連続ヒットとなる右翼フェンス直撃のプロ初三塁打を放った。一塁から坂本がかえり、１点を返した。

　「ただただ後ろにつなぐことだけを考えて打席に立ちました。追加点がとれて良かったです」

　この日は試合前に、長嶋茂雄終身名誉監督（８８）＝報知新聞社客員＝が東京ドームを訪れ「勝つ勝つ勝～つ！」とナインを激励。浅野も声をかけられ、気合を注入されていたが、そのミスターの期待に応える形となった。

　巨人はこの回、２死一、三塁となってから、丸佳浩外野手の内野安打の間に、三塁から浅野がホームへ駆け込み４点差に迫った。