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パリ五輪柔道銅の永山竜樹、 日本ハムに逆オファー「エスコンで始球式をしたい」

スポーツ報知 / 2024年8月20日 18時11分

美唄市役所を訪れ、大勢の市民が見守る中、桜井恒市長(左)から花束を手渡された永山竜樹

 北海道美唄市出身で、パリ五輪柔道男子代表の永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が20日、故郷にある美唄市役所を表敬訪問した。

 同市初の五輪メダリストを見ようと、市役所前には多くの市民が集まり、永山は気さくにサインに応じていた。男子60キロ級銅メダルと混合団体銀メダルを首から掛け、桜井恒市長と対面し、「たくさんの市民の応援のおかげで、五輪で戦うことができました。目指していた金メダルではなくて、ちょっと申し訳ない気持ちもありますが、少しはいい報告ができたと思う」と感謝の念を伝えた。

 男子同級準々決勝で、フランシスコ・ガリゴス(スペイン)に寝技に持ち込まれ、「待て」がかかったが、締め落とされたと認定され、一本負けとなった。この不可解な判定は国内外で大きな物議を醸した。金メダルへの道を断たれたものの、その後の敗者復活戦、3位決定戦を勝ち抜き、銅メダルを手にした。

 初めての大舞台で多くの経験をした男は「もっと成長して、ロサンゼルスオリンピックでは自分らしい柔道をして、金メダルを美唄に持ち帰ってきたい」と語り、早くも28年ロサンゼルス五輪での金獲得に照準を定めた。

 2か月ぶりに帰郷した地元で今月末まで、しばしの休息を取っている。オリンピックを終え、今一番やりたいことを質問された永山は開口一番、「エスコンフィールド北海道で始球式をしたいですね」と答えた。

 小学4年から6年まで地元の「峰延ブルーウェーブ」に所属し、投手を務めていた。野球と柔道の二足のわらじを履きながら、当時は日本ハムの新庄剛志監督が現役時代に日本一に輝いたチームを応援していた。

 北海道の新たな名所となった球場のマウンドに立てれば本望だ。始球式の“逆オファー”は実るのか。「もしできたら、一球で決めなきゃいけないですから」と、五輪で培った強心臓で、華麗な“一本”のような投球を狙う。

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