俳優・武田航平がノスタルジックなラブストーリー作品に坂東希と初共演！８・２５先行配信、ロス日本映画祭選出作品にも決定！

湘南を舞台にしたショートロードムービー『フレームを外れたところ…』に主演する武田航平

　俳優の武田航平（３８）が湘南を舞台にしたショートロードムービーに主演することが２０日、分かった。配信ショートフィルム作品『フレームを外れたところ…』で、女性ダンス＆ボーカルグループのＦｌｏｗｅｒやＥ―ｇｉｒｌｓの元メンバーで俳優の坂東希（２６）との初共演。８月２５日よりＡｍａｚｏｎ　Ｐｒｉｍｅで先行配信され、９月に行われる第１９回ロサンゼルス日本映画祭の選出作品にも決まった。

　夏の終わり、真っ青な湘南の海を望む風景のなかで、武田がほろ苦くてノスタルジックなラブストーリーに挑戦する。過去に夢を追い、挫折し、恋人と別れ、自らと向き合うことから逃げていた主人公・俊介役を演じ、坂東演じる元恋人との偶然で奇妙な再会をきっかけについてしまった「小さな嘘」からストーリーは進む。

　レトロな小さな車に乗りながら、流れる車窓を背景に２人は心の答え合わせを始め、俊介は再び自らと向き合う決意をするが、想い出と現実との間で待っている結末とは…。

　平成仮面ライダー作品で特撮ヒーローを演じ、その後も数々のドラマや映画に出演して幅広い役柄をこなす実力俳優が、今回は感情を抑えた演技で心を揺さぶる。武田は「演じる俊介は、大人になっているつもりでもなりきれていない部分があります。僕もなんだか分かる気がする俊介の気持ち。誰でも共感できると思います」とコメント。さらに「湘南平の素敵な風景とレトロで可愛い車…。なんだか懐かしい心情が交錯するお話です。ぜひご覧いただければ」とメッセージを寄せた。

　武田の元恋人・あみ役を務める坂東も「あみが発する『偶然だよね？』の言葉がすごく印象的でした。２人にとっては偶然の再会ですが、きっと色んな出来事に意味があって、日々が進んでいるんだと思います」と作品を紹介。「湘南の素敵な街並みが映像を通しても癒されると思いますし、せわしなく進む日々の中で少し立ち止まれる瞬間になればいいなと思います。ぜひ観ていただけたら嬉しいです！」と話している。

　撮影風景のスチール写真もこの日までに情報解禁。久しぶりの再会に戸惑いつつ、時間を巻き戻すかつての恋人同士を演じる武田と坂東の、柔らかで自然な表情が印象的だ。作品のキャッチコピーは「晴れた日に車を走らせたくなる、ショートロードムービー」。監督・脚本は宮野ケイジ。菅野郁弥や稲垣雅之、ケニー大倉らが脇を固める。

　２５日からＡｍａｚｏｎ　Ｐｒｉｍｅで先行配信スタート。９月には、米ロサンゼルスで開催される「第１９回ロサンゼルス日本映画祭」（Ｊａｐａｎ　Ｆｉｌｍ　Ｆｅｓｔｉｖａｌ　Ｌｏｓ　Ａｎｇｅｌｅｓ　２０２４＝ＪＦＦＬＡ２０２４）で短編プラス部門の選出作品になることも決定した。武田にとってさらに飛躍する代表作になりそうだ。