【巨人】育成６位左腕が自己最速１４５キロ ５回０封で防御率「１・１８」…３軍・日大戦

千葉隆広

◆プロ・アマ交流戦　巨人３軍２―０日大（２０日・ジャイアンツ球場）

　巨人の育成６位ルーキー・千葉隆広投手が日大戦に先発し、５回４安打無失点と好投した。今季３軍では１４試合に登板してチーム３位タイの４勝目を挙げ、防御率は１・１８へと良化した。

　積極的にスイングを仕掛けてきた日大打線に対し「１巡目は内角、外角のストレートで押して、ストレートを意識させることができた」と振り返り、「そこからカーブやチェンジアップで空振りを取れたり、ほかの変化球をいかすことができたりしたので、５回を無失点で抑えられたと思います」と語った。

　「一番成長を感じている」という直球では、自己最速を１キロ更新する１４５キロを３度マーク。直近の先発３試合では直球の平均球速が１４１～１４２キロ程度と安定しており、「高校の時から比べると打者の反応も自分の理想に少しずつ近づいてきているように感じます」と自己評価した。