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早田ひな、パリ五輪振り返り涙「支えてくれた皆さんのために頑張ることができた」 当面はけがの治療に専念

スポーツ報知 / 2024年8月21日 7時0分

(左から)早田ひな、桐生祥秀、出口クリスタ、出口ケリー(カメラ・林 直史)

 卓球女子でパリ五輪シングルス銅、団体銀メダルの早田ひな(24)が20日、都内で所属先の日本生命の報告会に出席した。集まった社員の前で五輪を振り返った際には「最後まで試合ができるかなというところだったけど、支えてくれた皆さんのために頑張ることができた」と感極まって涙を流す一幕があった。

 早田はシングルス準々決勝で左手首付近を負傷し、準決勝は棄権も頭をよぎった。当時の苦しかった胸中を「思い出すだけでちょっと涙が…」と振り返ったが、4歳で卓球を始めてから夢見てきた五輪の舞台。「できることは結構限られてしまったけど、コートに立つことに意味があるのかなと、その時に思った」。治療など懸命のサポートを受けて試合に出場。優勝した孫穎莎(中国)に完敗を喫したが、3位決定戦は申裕斌(韓国)との激闘を制した。

 その後の団体戦も平野美宇、張本美和(木下グループ)とともに戦い、銀メダルを獲得。「チームメート2人に助けてもらいながら取れた銀メダル。パリで取った2枚のメダルは目標にしていた金メダルには届かなかったけど、やりきった気持ちが大きかった」と重みを感じる勲章となった。 患部は13日に帰国後に検査を受け、安静が必要との診断だった。「どこから練習できるか、どの試合に出られるかとかは全然決まってない」と当面は治療に専念する方針。卓球の練習は控えているものの「練習をできないと、どうしてもうずうずしちゃう」とトレーナーに直訴し、早くもトレーニングは再開したという。「1週間空いただけで筋肉が結構弱っていた。全身筋肉痛です」と現状を報告した。

 28年ロサンゼルス五輪に向けても、改めて意欲を示した。若手の成長も著しい国内の厳しい競争を認識した上で「自分自身がパリまでに向き合えなかった部分もいくつかあった。そういったところを改善していかないと、ロスの金メダルはないのかな思う。後悔しないようにこの4年、いろんなことに挑戦しながら頑張っていきたい」と表情を引き締めた。

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