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【広島】新井監督「大事な試合だけど…本当の勝負はまだ先」首位攻防初戦に快勝で巨人に2差/一問一答

スポーツ報知 / 2024年8月20日 22時33分

4回2死満塁、末包昇大の左翼線適時二塁打で3点を加え、森下暢仁(18)らナインを迎える新井貴浩監督(中)(カメラ・宮崎 亮太)

◆JERAセ・リーグ 巨人3―8広島(20日・東京ドーム)

 広島は、3連勝で優勝マジック30が点灯する首位攻防3連戦の第1ラウンドで巨人を圧倒した。今季最多を更新する貯金14とし、2ゲーム差に広げた。

 末包が“Gキラー”の本領を発揮。初回1死一、二塁から先制2点二塁打、4回2死満塁から走者一掃の二塁打。「1戦目を取ることに全力を注いだ。本当に良かった」。1試合5打点は22年5月8日以来、2度目で自身最多タイ。3安打で巨人戦通算打率も3割5分2厘に上げ、首位攻防初戦の主役となった。26打席連続無安打を止めた17日のヤクルト戦(神宮)から3戦で8安打で2本塁打、7打点と、どん底から驚異のV字回復だ。

 もう一人の“Gキラー”森下も、5回3失点と粘って10勝目を手にした。2年ぶり3度目の2ケタ到達。巨人戦は21年8月24日に黒星を喫して以降、これで12戦負けなしの8連勝となった。

 

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―末包選手

「今日も、ナイスバッティングだったと思います。何も言うことはありません。見送り方にしても反応の仕方にしても、いいよね。すごく内容もいいと思います」

―(自ら4回、末包の走者一掃二塁打の直前の小園の押し出し四球に)

 「でも、やっぱり小園のあの押し出しがね。あれが、すごく今日のゲームの中ですごく大きかったと思います。よく選んだと思います。あそこが、すごく大きかった。今日の試合の中でのポイントだったと思います」

 ―森下投手が5回3失点の粘投も10勝目

 「そこまで調子がいいということではなかったと思いますけど、粘りながら、よく投げてくれたと思います」

 ―今カードを迎えるにあたり「選手みんなギラついているし、楽しみ」と

 「ギラついているように見えましたし、また楽しんでいるようにも見えましたね。みんな、すごくいい表情で試合をしていたと思います」

 ―今季、苦戦していた東京Dでの首位攻防初戦を制した

 「アタマをしっかり取れたというのは、すごく大きいと思います。ただ、自分としてはね。もちろん、残り試合少なくなって(週末の本拠・阪神3連戦を含めた)今週の試合というのはもちろん大事。もちろん大事な勝負、大事な一週間というのは変わらないと思うんですけど、何というか、本当の勝負はまだ先だと思っているので。そう思って一試合一試合、うちらしく全員野球で頑張っていきたいと思います」

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