【甲子園】主将外れて投球にも好影響 京都国際・中崎琉生、センバツ黒星の青森山田に「借りを返したい」
スポーツ報知 / 2024年8月21日 6時0分
第106回全国高校野球選手権大会は21日、甲子園球場で準決勝2試合が行われる。いずれも初優勝を狙うベスト4の各チームは休養日だった20日、関西圏で調整した。初の決勝進出を狙う京都国際は、エース左腕・中崎琉生(るい、3年)が、今春のセンバツ1回戦で3―4とサヨナラ負けを喫した青森山田へのリベンジを果たす快投を誓った。
エースが因縁の青森山田への雪辱を誓った。今春センバツの対戦では3―3の9回1死から三塁打と左前打を連続で浴び、サヨナラ負け。中崎は「春の負けからここまで成長させてくれた感謝もあるが、借りを返したい」と力を込めた。
左腕は敗戦後、小牧憲継監督(41)からのひと言で考え直した。「背負い過ぎや」。主将とエースの重責を両方背負い“一人相撲”になっていた面があった。「いつも自分の姿勢や、練習での態度をチーム全員が見ているという考え方だった」と自らつくり出していた重圧を振り返った。
センバツ後、藤本陽毅内野手(3年)に主将を変更。中崎は周囲を見渡す余裕が生まれたという。「自分以外にチームのことを考えてくれている人間がたくさんいると分かった。任せられるようになった」。投球にも好影響を及ぼし、今夏の聖地まで快投を続けている。
この日、準々決勝・智弁学園(奈良)戦で完封勝利を挙げた西村一毅(2年)はノースロー。中崎は軽めのキャッチボールと瞬発系トレで汗を流した。指揮官は準決勝の先発を「ノーコメントで」と明かさなかったが、順番通りなら中崎。背番号1は「同じ相手に2度負けるわけにはいかない」。先発であろうとなかろうと、甲子園の借りを甲子園で返す。(森口 登生)
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