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【阪神】連敗ストッパー才木浩人プロ8年目で初の大台到達 今季飛躍のカギは“超重量級なわ跳び”

スポーツ報知 / 2024年8月21日 5時0分

ヒーローインタビューを終え、ポーズをとる才木浩人(左)と木浪聖也(右)(カメラ・渡辺 了文)

◆JERAセ・リーグ 阪神8―3ヤクルト(20日・京セラドーム大阪)

 阪神・才木がプロ8年目で大きな壁を乗り越えた。7回2死一、二塁。岩田への初球151キロのストレートで左飛に打ち取り、何度も拳を握った。7回3安打無失点。118球で7三振を奪い、大台の10勝目を挙げた。自身初の2ケタ勝利に到達。3万人超えの観衆の前で「皆さんの前で10勝できてよかった」と感慨にふけった。

 打っても、4回にはプロ初長打となる右越え二塁打。投打にわたる躍動で連敗を3で止めた。連敗で迎えた登板試合では、チームが7戦7勝、自身も5勝だ。「俺が止めるつもりで行っている」と連敗ストッパーぶりを発揮。岡田監督は「7回まで粘り強く投げ切ってくれたのが大きい」と右腕に感謝した。チームも、8月の京セラD・ヤクルト戦は17連勝だ。

 “超重量級なわ跳び”が飛躍の根源だ。昨オフ、一般的に使用される製品の約40倍の重さとなる4キロの縄跳びをメニューに加えた。1日30秒×3セット。極太の縄を限界まで回し続けリストを鍛えた。元来、着手していた肩甲骨、股関節の可動域が広くなったこともあり「投げている時の感覚が良くなってきた」。持ち味の直球、カーブに加え、スライダーの精度が格段に向上。この日も投球の22%を占めた“第三の武器”で殻を破った。

 首位・広島とのゲーム差は5のまま。大逆転Vへ苦しい状況は変わらないが、諦めない。「また次の試合が大事」。奇跡を信じ、腕を振り続ける。(直川 響)

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