山本由伸がロサンゼルスの小学校で絵本の読み聞かせ 園田通訳から「パパになる練習ですよ」の“助言”

ロサンゼルス市内の小学校で絵本の読み聞かせをするドジャース・山本由伸（カメラ・中村　晃大）

　ドジャース・山本由伸投手（２６）が２０日（日本時間２１日）、球団イベントの一環でロサンゼルス市内の小学校で絵本の読み聞かせを行った。

　同僚の救援右腕・フィリップスとともに、日本語を勉強する小学校低学年の２４人の生徒を対象に「マイ　ファースト　トリップ　トゥー　ジャパン」という絵本の日本語部分を丁寧に音読した（フィリップスは英語）。子供たちも熱心に聞き入っていた。１７日（同１８日）が２６歳の誕生日だった右腕は、サプライズで「ハッピーバースデー」の歌を贈られ、優しい笑みを浮かべていた。

　イベント後には報道陣の取材に対応。「始まる前に園田さん（通訳）から『これはパパになる練習ですよ』と言われていたので（笑い）。自分が読み聞かせの読む側をやるのは初めてだったので難しかったですけど、子供たちと触れ合って僕も元気をもらった気がします」と振り返った。

　現在は右肩腱（けん）板損傷のため６０日間の負傷者リスト（ＩＬ）入りしているが、実戦形式の登板も再開しており、メジャー復帰も近づいている。