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【巨人】1点もやれない! 4回の大ピンチで攻めた前進守備が成功し無失点…真夏の天王山

スポーツ報知 / 2024年8月21日 19時9分

4回1死二、三塁、菊池涼介の遊ゴロで本塁を狙った堂林翔太にタッチする岸田行倫、手前は門脇誠(カメラ・今成 良輔)

◆JERA セ・リーグ 巨人―広島(21日・東京ドーム)

 首位攻防戦の初戦を落とした巨人はグリフィン投手が、今季6勝目を目指して先発した。

 0-0で迎えた4回、グリフィンが大ピンチをしのいた。先頭の堂林翔太内野手に左中間を破る二塁打、末包昇大外野手の遊撃内野安打で無死一、二塁。小園海斗内野手の送りバントで1死二、三塁とされ、巨人の内野は前進守備を選択した。

 

 「試合の終盤なら分かりますが、4回から前進守備は珍しいと思います」とテレビ解説の元木大介氏は説明。相手投手が床田投手ということもあり、試合序盤でも1点もやりたくないという巨人ベンチの執念が実り、菊池涼介内野手の遊ゴロで本塁を突いた堂林を刺し2アウト。打球を素早くさばいたショートの門脇誠内野手の好プレーだったが、前進守備でなければセーフになっていただろうという打球だった。グリフィンが続く坂倉将吾捕手も左飛に仕留めて、ピンチを無失点で抑えた。

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