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十両・尊富士 地元・つがる市の夏巡業に参加 「応援よりケガの心配の声を多く聞いた。元気な姿をみせたい」

スポーツ報知 / 2024年8月21日 17時28分

つがる巡業で胸を出す尊富士(カメラ・山田 豊)

 大相撲夏巡業が21日に青森・つがる市で行われた。春場所で110年ぶりに新入幕優勝を果たした十両・尊富士(伊勢ケ浜)は中学時代を過ごした故郷にがい旋。夏巡業参加は15日の青森市に続き2度目。相撲を取る稽古は行わず、ぶつかり稽古で兄弟子の錦富士らに胸を出すまでにとどめた。「たくさんの人が応援してくれたというより、ケガを心配する声を多く聞いた」と複雑な胸中を明かした。

 3月23日、勝てば優勝の春場所14日目・朝乃山(高砂)戦で敗れ右足首を負傷。翌日の千秋楽に強行出場し、豪ノ山(武隈)に勝って、110年ぶりの新入幕Vを決めた。しかし、5月12日に右足関節外側靱帯(じんたい)損傷の診断書を提出。自己最高位の東前頭6枚目で挑む予定だった夏場所を全休していた。

 十両に転落した名古屋場所初日(7月14日)には右足関節外側側副靱帯損傷の診断書を提出。初日は休場。だが、8日目(同21日)に119日ぶりとなる土俵に復帰し、十両・阿武剋(阿武松)に勝利。2連勝したが、左肩付け根付近の痛みが悪化し10日目から再休場した。

 秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)は十両にとどまることが確実。まだ相撲を取る稽古を再開できていないが「土俵上の感覚は忘れていない。周りがケガをしていたことを忘れるくらい元気な姿を見せたい」と初日からの出場に意欲。

 今後について「また幕内で優勝したい」と目標を掲げた。1学年下の関脇・大の里(二所ノ関)が活躍していることもあり、「大の里関の三役での活躍は刺激になっている。自分も早くその舞台で活躍したい」と意気込んだ。

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