【天皇杯】Ｇ大阪と湘南は２―２で前半終了 ＭＦ山下諒也、ＤＦ福岡奨太らが得点

◆天皇杯▽ラウンド１６　Ｇ大阪―湘南（２１日・パナソニックスタジアム吹田）

　Ｇ大阪は湘南とホームで対戦し、前半は２―２で折り返した。

　前半１１分、湘南のＭＦ小野瀬康介がペナルティーエリア内のＭＦ奥野耕平へパスを送ると、奥野が右足を振り抜き、先制。Ｇ大阪ジュニアユースからガンバ一筋で、今季から湘南へ完全移籍した奥野が古巣戦で一発を決めた。

　１点を追うＧ大阪はその３分後の１４分。イスラエル代表のＭＦラビが、ペナルティーエリア手前の左サイドにいたＭＦ山下諒也へパス。フリーでボールを受けた山下が、右足で放ったループシュートはネットに吸い込まれた。

　Ｇ大阪は１－１の前半３５分、湘南ＦＷ鈴木章斗に勝ち越し弾を喫した。だが、その６分後の前半４１分にはＦＫからＭＦ鈴木徳真のクロスにＤＦ福岡奨太が頭を合わせ、再び同点に追いつき、前半を終えた。