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尊富士「じょっぱり」精神で十両から再起誓う「また幕内優勝したい」

スポーツ報知 / 2024年8月22日 6時10分

つがる巡業で胸を出す尊富士(左)

 大相撲の夏巡業が21日、青森・つがる市で行われた。同県出身の十両・尊富士(25)=伊勢ケ浜=が、津軽弁で芯の強さを意味する「じょっぱり」精神での再起を誓った。

 故郷は五所川原市だが、隣接するつがる市の木造中と「つがる旭富士ジュニアクラブ」に通っていたため、多くの声援を受けた。春場所で新入幕優勝した尊富士は、右足首負傷などで2場所連続で休場しており、番付は十両に降下。秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)での十両残留は濃厚だが「土俵でいい相撲を取ることだけを考える。いつか周りがけがを忘れるような元気な相撲を取れれば」と不屈の津軽魂で挑む。

 けがの影響でこの日は申し合いに参加せず、ぶつかり稽古で胸を出すのみだった。不安が募る中、中学時代の恩師・越後谷清彦さんは「気持ちで相撲を取るタイプ。けがさえなければ、大関にいける」と期待した。春場所は14日目に右足首を痛めて休場ピンチも、自ら千秋楽の出場を決めて賜杯を手にした。この日も「また幕内優勝したい」と意志の強さは健在。名古屋場所から結えるようになった大いちょうで、2度目の頂点を目指す。(山田 豊)

 ◆じょっぱり 津軽弁で「意地っ張り」や「頑固者」を意味する。隣県の岩手でも使われ、かたくなで辛抱強い様子や流されず貫く芯のある人という意味もある。青森県内には甘口が全盛の時代に辛口に、かたくなにこだわった「じょっぱり」という日本酒の銘柄もあった。

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