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神村学園、魔法の言葉「やかぜ」誕生秘話 05年センバツ準V1期生から続く…22年にベリーグッドマンが楽曲化

スポーツ報知 / 2024年8月22日 6時30分

神村学園野球部1期生の天王寺谷亮さん(カメラ・松永 瑞生)

 神村学園のアルプス席には、野球部1期生で05年に創部3年目にしてセンバツ準優勝を果たした際の4番打者・天王寺谷(てんのうじや)亮さん(37)の姿があった。「僕らの時は(夏の)甲子園は夢の夢だった。強豪校と対等に戦えている姿を見て誇らしい」と、たくましい後輩に目を細めた。

 横断幕に刻まれる「やかぜ」は当時、センバツ出場に向けて部員同士で考えた言葉。「やればできる、かならずできる、ぜったいできる」の頭文字を取り、現在は学校全体が掲げるモットーになった。「当時は野球部だけの話だったのでびっくり。『俺らはできる』と奮起させる合言葉のような感じ」と当時を振り返った。

 「やかぜ」は22年、3人組音楽ユニットのベリーグッドマンによって楽曲化。今大会も応援団が聖地に響かせた。控え捕手の山本瞬(2年)は「聴けばテンションが上がる。学校が一つになる」とお気に入りだ。チームは準決勝で敗れたが、合言葉とその音色は次の世代に継がれていく。(松永 瑞生)

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