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2010年のMVP ジョーイ・ボットが正式に現役引退を発表 通算2135安打、356本塁打

スポーツ報知 / 2024年8月22日 8時59分

 2010年にレッズでMVPに輝いたジョーイ・ボット内野手が21日(日本時間22日)、自らのインスタグラムで「以上だ。もう終わった。正式に野球界から引退した」と綴ったと、米大リーグ公式サイトが伝えた。

 報道によると、ボットはビデオとともに、両親、兄、コーチ、そして17年間のキャリアを支えてくれた多くの人々に感謝の意を表した長い文章を投稿。彼はオールスター戦に6回選出され、ゴールドグラブ賞を受賞し、メジャーリーグのシーズンはすべてシンシナティ・レッズでプレーした。

 今季ボットはブルージェイズでメジャー復帰を目指してこともあって、トロント出身の40歳は、その挑戦をサポートしてくれたカナダのファンにも感謝の意を表した。

「私はこのスポーツにおいて自分らしくいました。最高の自分になることができました。体、心、精神の最後の一力を尽くしてこのスポーツに取り組みました。すべてに感謝します。」とボットは締めくくった。

 ボットはカナダ出身で2002年2巡目でレッズ入り。強打の左打ちの一塁手として2007年にメジャーに昇格。2010年に打率3割2分4厘、37本塁打、113打点でナ・リーグのMVPに選出された。

 通算成績は2056試合に出場し2135安打、356本塁打、打率2割9分4厘だった。

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