女子プロゴルフ菊地絵理香 地元で連覇へ「結果的にそうなればベスト」…ニトリレディス２２日開幕

プロアマ戦で調整した前年大会覇者の菊地（カメラ・今西　淳）

　女子プロゴルフツアーのニトリレディスは２２日から４日間、苫小牧市の桂ＧＣ（パー７２）で行われる。プロアマ戦が２１日行われ、前年覇者で苫小牧市出身の菊地絵理香（３６）＝ミネベアミツミ＝が地元での連覇へ「やりたい気持ちはある。冷静にやるべきことをやって、結果的にそうなればベスト」と見据えた。

　ツアー屈指の難関コース、小樽ＣＣで行われた昨年は荒天のため最終ラウンドが中止に。５４ホール終了時点で９アンダーで並んだ３人でのプレーオフを制した。「自分が一番びっくりした感じ。１年たつのが早いな」と振り返った。

　今週のコースは「向かいの練習場でよく練習させてもらっていた。すごく縁がある場所なので頑張りたい」と子どもの頃から思い入れもあるという。同週のメジャー、ＡＩＧ全英女子オープンに今季の上位選手が多数出場する状況にも「私の中ではあまり関係ないかな」と、プレーに集中し通算７勝目を目指す。

（岩原　正幸）

　〇…札幌市出身のルーキー、政田夢乃（２４）＝なないろ生命＝は３歳下の弟・大成さんをキャディーに初起用して臨む。「一番気を許せる。試しにというか一回やってもらう感じ」と、きょうだいタッグを楽しみにした。２週前のＮＥＣ軽井沢７２は最終日１８番でのダブルボギーが響き、１打差２位。「やっぱり優勝したい気持ちが大きい。チャンスにつけて、しっかり取りたい」と話した。