札幌豊平が初戦敗退…全日本中学野球選手権ジャイアンツカップ

初回、先制のホームを踏んだ中村（左）とハイタッチする札幌豊平の選手たち

◆全日本中学野球選手権ジャイアンツカップ　第１日▽１回戦　札幌豊平ボーイズ４－６生光学園中ヤング（２０日・神奈川工科大ＫＡＩＴスタジアムほか）

　中学硬式野球の日本一を争う大会が開幕。ボーイズ勢として７年ぶりに出場した札幌豊平は、１回戦で生光学園中ヤング（徳島）に４―６で惜敗した。一時は１点差と迫り、前川漣太郎、小野寺泰星、松本健（いずれも３年）の継投で粘ったが、振り切られた。７月の大会後に腰を痛めていた左腕・小野寺は「まだ違和感が残っていた。６回に死球で走者を出してから打たれてしまったのが悔しい」と唇をかんだが、打撃では長打２本を放ち「打てて良かった」と満足感も。黒岩公二監督は「チャンスを生かせず、もったいない試合だったが、楽しかった。選手たちはよくやりました」と総括した。