【新潟記念】アリスヴェリテが重賞連勝でＢＣ挑戦へ弾み １週前追い切りの動きに中竹調教師「状態は申し分ない」

柴田裕一郎騎手を背に坂路で追い切るアリスヴェリテ

◆第６０回新潟記念・Ｇ３（９月１日、新潟競馬場・芝２０００メートル）１週前追い切り＝８月２２日、栗東トレセン

　マーメイドＳで重賞初制覇したアリスヴェリテ（牝４歳、栗東・中竹和也厩舎、父キズナ）は栗東・坂路で５１秒９―１２秒３。２走ぶりにコンビを組むルーキー・柴田裕一郎騎手＝栗東・中竹和也厩舎＝を背に力強く駆け上がった。「体がパンパンで状態は申し分ない。体は立派だけど、来週でちょうど良くなる」と中竹調教師も好仕上がりを伝えた。

　ここを叩き台に、秋はブリーダーズＣフィリー＆メアターフ・米Ｇ１（１１月２日、デルマー競馬場・芝２２００メートル）への挑戦を表明している。「ここを使えばアメリカでちょうど良くなると思う」とトレーナー。渡米前に重賞２連勝を飾り、弾みをつけたいところだ。