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岩崎亜久竜が好発進 2イーグルに「心の中でガッツポーズ」 入場曲は東京プリンの「ゴルフ道」

スポーツ報知 / 2024年8月22日 15時54分

第1ラウンド後に取材に応じる岩崎亜久竜

◆男子プロゴルフツアー Sansan・KBCオーガスタ 第1日(22日、福岡・芥屋GC=7274ヤード、パー72)

 第1ラウンドが進行中で、午前組の岩崎亜久竜(フリー)は2イーグル、4バーディー、ボギーなしの8アンダー64をマークし、単独首位でホールアウトした。「全体的に調子が良かった。ティーショットでトラブルがなかったし、高麗グリーンはタッチが合わなくて苦手だったけど、今日は入ってくれた」。納得のラウンドに、顔には大量の汗と笑みが浮かんだ。

 6番パー5はグリーン右手前から24ヤードの第3打を、60度のウェッジでチップインイーグル。13番では残り227ヤードの第2打を6番アイアンでピン右4メートルにつけて、決めきった。2つのイーグルを奪い「めちゃくちゃうれしかった。心の中でガッツポーズ。大はしゃぎしていた」と打ち明けた。感情を表に出すことが少ない26歳は、この日も静かに喜びをかみしめた。

 今季は10戦中予選落ちが6度で、最高位は6位。前戦の横浜ミナト選手権は3日目まで優勝争いにからんだ。「暑さで疲れてくるとスイングがぶれる」ことを反省点に、オープンウィークだった前週はトレーニングに時間を割き体を整えた。「毎回失敗して反省しての繰り返し。だんだんそれがちょっとずつ良くなってきている」と手応えを感じている。

 今大会は例年入場テーマ曲が設定され、選手自らが選曲する。岩崎は東京プリンの「ゴルフ道」をチョイスし、関係者やギャラリーの笑いを誘った。「大学時代のゴルフ部の祝勝会で先輩がよく歌っていた」という思い出の曲。ゴルフの難しさを歌った哀愁漂う歌詞の内容とは正反対の好プレーで、初日を終えた。「熱中症に気をつけながら、明日からも同じように頑張りたい」。昨年10月の日本オープン以来となる優勝へ、岩崎亜久竜のゴルフ道を進む。

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