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須藤弥勒のラウンド後のコメント「学ぶ点がいろいろあった。それを生かしてまたやりたい」…ニトリレディス第1日

スポーツ報知 / 2024年8月22日 18時17分

2番ティーショットを放つアマチュアの須藤弥勒(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ニトリレディス 第1日(22日、北海道・桂GC=6651ヤード、パー72)

 史上初のジュニアメジャー4冠を達成した注目アマ・須藤弥勒(みろく)=ゴルフ5/太陽自動車=はツアーデビュー戦で13オーバー、85の118位発進となった。

 13歳16日の出場で、大会最年少記録を更新した(ツアーでは11番目)。デビュー戦は4オーバーで迎えた7番パー5で初バーディーを奪い、ガッツポーズした。だが、続く8番でトリプルボギー、9番ではダブルボギーを喫した。後半は5ボギーとなった。

 ラウンド後の取材(テレビインタビューを含む)の主な一問一答は以下の通り。

 ―振り返って。

 「楽しくプレーできたので良かったです」

 ―プロ2人(村田歩香、イ・ナリ)と同組で。

 「何より学ぶ点がいろいろあった。それを生かしてまたやっていきたい。今日回った組の皆さんは10ヤードくらい先にいますが、それ以降のセカンドでミスをしてもいい方向に打っていた。(たとえ)ミスをしても、へこたれないところなど、すごいなと思った」

 ―明日に向けて。

 「急に一日ですごくはなれないので、自分なりのゴルフができれば」

 ―前日には「85打たないように」と言っていた。

 「最初7番ホールでバーディーを取った後、8番で(ショットが)暴れてしまった。そこでミスしてしまったのがポイントかなと思っています」

 ―7番で初バーディーを取った時の気持ち。

 「パターが今日はなかなか入っていなかったので、やっと入ったみたいな感じでした」

 ―久々の試合でスタート時の緊張感は?

 「スタートの位置に集まっていた人が、ジュニアの(試合の)何倍もいたので、そこら辺はすごく緊張もした。1番ホール(第1打をフェアウェーに置いてパー)とかもいい風に回れたので良かった」

 ―明日、もう1日。

 「今日は練習と同じようにできなかった。楽しくできることをやれたらいいなと思っています」

 ◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。13歳。1歳からゴルフを始め、東大出身の父・憲一さんの緻密な指導を受ける。17年に大会史上最年少で世界ジュニアに優勝。18年も連覇した。19年にマレーシア世界選手権、21年にキッズ世界選手権、22年6月にジュニア欧州選手権優勝し、ジュニアゴルフ界の4大メジャーを制覇。22年8月に横峯良郎氏に弟子入り。22年1月からアマチュアも無制限でスポンサー収入を得ることが可能になったことで、ダブル所属契約のゴルフ5と太陽自動車をはじめ計16社に推定総額3億6000万円以上の支援を受けている。家族は父、元フィギュアスケート選手でピアニストの母・みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。150センチ、50キロ。

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