中村獅童「自分も出たかった」息子の陽喜と夏幹がＣＭデビュー 撮影終え、声そろえて「楽しかったです！」

兄弟仲の良い様子を見せた中村陽喜（右）と中村夏幹（カメラ・頓所　美代子）

　歌舞伎俳優・中村獅童（５１）の長男・中村陽喜（はるき、６）と次男・中村夏幹（なつき、４）が、９月に東京土産の定番菓子「江戸祭人形焼」（株式会社ショウエイ）のウェブ動画でＣＭデビューすることが２２日、分かった。

　このほど都内で行われた撮影では、２人は祭り半纏（はんてん）姿で参加。陽気な音楽に合わせて愛嬌（あいきょう）たっぷりの踊りを披露して商品をアピールした。「踊りは自分で考えました」と陽喜。撮影を終えた２人は「楽しかったです！」と声をそろえた。同社は「もっと若者やお子さん方に人形焼を味わっていただきたい」という狙いで２人をＣＭに起用したという。

　陽喜と夏幹は６月に歌舞伎座で行われた「六月大歌舞伎」夜の部「新皿屋舗月雨暈　魚屋宗五郎（しんさらやしきつきのあまがさ　さかなやそうごろう）」の丁稚（でっち）役で初舞台を踏み、将来が期待されている。陽喜は「すごい歌舞伎役者になりたいです」と力を込め、夏幹は「『あらしのよるに』がやりたいです」と父・獅童が中心となり２０１５年に歌舞伎化した演目の出演を熱望した。

　関係者によると、獅童は息子２人のＣＭデビューに「自分も出たかった」と悔しがっているという。ＣＭ制作は松竹系列のエージェント会社「Ｓ・Ｇエージェント」が担当している。