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どうなる侍ジャパン先発ローテ 26年WBCは準々決勝でドミニカ共和国orベネズエラか

スポーツ報知 / 2024年8月23日 5時0分

23年WBCで優勝トロフィーを掲げる大谷翔平(中)

 侍ジャパン、V2へ試練―。2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日程、組み合わせが21日に発表され、C組の日本は東京Dでの1次ラウンド(R)を順当に通過した場合、準々決勝でD組の突破チームと対戦することが決まった。MLBトップクラスの打者をそろえるドミニカ共和国やベネズエラとの対戦が見込まれ、2度目の連覇に向けてタフな戦いが予想される。

 次回WBCは4度目の世界一を目指す侍ジャパンにとって、いばらの道となりそうだ。23年大会で3度目の優勝を果たした日本は1次RでC組に入った。東京Dでオーストラリア、韓国、チェコ、予選突破チームと4試合を戦い、上位2チームに入れば準々決勝へ。前回は準決勝以降が米国開催だったが、次回は準々決勝から舞台がマイアミに移る。

 23年大会の準々決勝では東京Dでイタリアを下したが、26年は一気に相手が強化される。C組を順当に抜けた場合、準々決勝の相手はD組の突破チーム。有力なのは、メジャーリーガーを多数擁するドミニカ共和国とベネズエラだ。

 ドミニカ共和国はヤンキース移籍1年目でここまで36発のソト(25)のほか、大谷(ドジャース)と打撃3冠を争い、現在ナ・リーグ打率と打点2冠のオズナ(33)、すでに60盗塁のデラクルス(22)ら、単独でオールスターが組めるほどのスター軍団。負傷で離脱中だが、投手のエース格には22年サイ・ヤング賞右腕のアルカンタラ(28)がいる。

 ベネズエラも強力な布陣が予想される。昨季ナ・リーグMVPのアクーニャ(26)を筆頭に、首位打者3度の小さな大打者アルテューベ(34)、昨季ナ・リーグ首位打者のアラエス(27)らを擁する打線は破壊力十分。守護神には元阪神でパドレスの抑えを務めるスアレス(33)がいる。

 日本が準々決勝に進んだ場合、試合日は3月14日(日本時間15日)。1次Rで重要な7日の韓国戦や8日のオーストラリア戦で先発した投手が、中6~7日で準々決勝に臨むローテが見込まれる。来季二刀流として復帰する大谷をはじめ、山本(ドジャース)や佐々木(ロッテ)ら、その時のエース格が投入される公算が大きい。

 勝ち進めば前回大会同様、準決勝でメキシコ、決勝では米国と対戦する可能性が高い。優勝への難易度は前回より確実にアップしており、4度目の世界一に向け、早い段階で構想を練る必要がありそうだ。

 ◆今永、出場熱望 〇…カブスの今永が26年WBCの大会詳細発表を受け「その時に肩や肘が健康で(日本代表に)呼んでもらえるような選手でありたい」と、大会2連覇への意気込みを語った。次回登板は23日(日本時間24日)から敵地・マイアミで行われるマーリンズ戦の予定。マイアミでの登板は23年WBC決勝の米国戦で先発して以来。「あの時はマウンドに適応できなかった。今度は一発で適応したいなと思う」と話した。

 ◆23年WBCのVTR 日本は東京ドームで行われた1次ラウンドで中国、韓国、チェコ、オーストラリアに全勝で1位通過。準々決勝では、大谷が先発しイタリアに9―3で快勝した。準決勝から米マイアミで行われ、メキシコと対戦。村上(ヤクルト)の逆転サヨナラ二塁打で劇的勝利を飾った。決勝では米国と対戦。大谷がクローザーとして登板し、最後はエンゼルスでチームメートだった主砲・トラウトから三振を奪い、3―2で勝利。日本が3度目の優勝を果たした。

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