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【箱根への道】東海大シード権奪回へ「チームが強くなるために」梶谷主将が牽引「全日本、箱根ともに5位以内」

スポーツ報知 / 2024年8月23日 7時0分

箱根駅伝シード権奪回を期す東海大の両角監督(左)と梶谷主将

 箱根駅伝には「夏を制する者が箱根を制する」という格言がある。箱根で4年ぶりのシード権(10位以内)奪回を狙う東海大は予選会(10月19日)でトップ通過を目指し、梶谷優斗主将(4年)を中心に例年以上に走り込む。

 「湘南の暴れん坊」の異名を持つ東海大は、2019年の第95回箱根駅伝で悲願の初優勝を果たした。その後、2位、5位と上位で戦ったが、直近の3大会では11位、15位、11位。上位で暴れることなく、3年連続でシード権(10位以内)を逃した。復権をかけて、長野・白樺湖周辺や菅平高原で夏合宿に励んでいる。

 「今季のチーム目標は全日本大学駅伝、箱根駅伝ともに5位以内。目標達成のために全員が前向きに練習に取り組んでいます。チームの雰囲気はいいです」と梶谷優斗主将(4年)は言葉に力を込めて話す。合宿中のミーティングで梶谷主将は「準備と継続」の重要性を訴えた。「練習が始まる前の準備をしっかり行うことで練習の効果が上がるし、故障のリスクを減らせる。そして、それを継続することが大事」と説明した。

 昨季は同期の越陽汰(4年)が3年生主将を務めたが、新チームが始まった時、梶谷が立候補し、主将が交代した。「越には競技に集中してほしい。チームが強くなるためには自分が主将をやるべきと思いました」と梶谷は経緯を明かした。

 昨季までの大黒柱だった石原翔太郎(現SGH)が卒業したが、今年の箱根駅伝1区5位の兵藤ジュダ、同2区13位の花岡寿哉(ともに3年)を中心にチーム状態は上向き。6月の全日本大学駅伝関東選考会ではトップ通過を果たした。「箱根駅伝の予選会(10月19日)もトップ通過を目指します。その上にシード校が10チームもいるわけですから、トップ通過、あるいは3位以内で通過しなければ本戦では戦えません」と両角速監督(58)は強い口調で語る。昨季は予選会では順位にこだわらず10位通過だったが、今季は秋からエンジンを吹かせて戦う。夏、その準備に余念がない。

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