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「ちいが拝まれていた」シダマツ志田へのファン対応に松山ビックリ…凱旋試合フィーバー 志田父は故郷・秋田で住職

スポーツ報知 / 2024年8月23日 6時30分

女子ダブルス2回戦でタイのペアに勝利した志田(右)と松山(カメラ・佐々木 清勝)

◆バドミントン ▽ジャパン・オープン 第3日(22日、横浜アリーナ)

 各種目の2回戦が行われ、女子ダブルスでパリ五輪銅メダルの志田千陽(27)、松山奈未(26)組=再春館製薬所=は、タイのペアを21―13、21―5で下し、2大会連続の8強を決めた。五輪後初戦で快勝し、23日の準々決勝は中西貴映(28)、岩永鈴(25)組=BIPROGY=との日本人対決に挑む。

 シダマツペアが五輪後初戦を完勝し、大歓声に応えた。第1ゲーム(G)から多彩な攻撃で相手を動かすと、6―5では早い展開から松山のスマッシュなど4連続得点。客席の子供たちの「シダマツ、頑張れ!」の声援も背中を押した。

 凱旋試合の注目度は急上昇し「キャーみたいな感じはあった」と志田。試合のなかった21日は会場内でイベントを行った際にファンに「ちい(志田)が拝まれていた」と松山。志田の父・憲昭さん(58)が出身の秋田・八郎潟町の清源寺で住職を務めていることもあり、胸の前で手を合わせられたようで、志田も「声をかけてくださると思ったら…」と思わず笑顔になった。

 23日の準々決勝では中西、岩永組との日本人対決に挑む。「挑戦者の気持ちでやりたい」と松山。注目度は変わったが、初制覇へやるべきことは変えない。(宮下 京香)

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