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【広島】新井監督「エキサイティング」劇的逆転勝利で最短24日に優勝マジック28点灯/一問一答

スポーツ報知 / 2024年8月22日 22時29分

延長10回2死二、三塁、矢野雅哉の左前適時打で生還した菊池涼介(手前)を迎える新井貴浩監督(カメラ・宮崎 亮太)

◆JERAセ・リーグ 巨人1―2広島=延長10回=(22日・東京ドーム)

 広島は、延長戦を制して貴重な1勝をもぎとった。0―1の9回1死二塁から小園が土壇場で同点打を放って巨人・戸郷の完封負けを阻止した。1―1同点の延長10回は2死二、三塁から矢野の左前適時打で決勝点を奪った。この日は東京Dでの今季最終戦。敵地で4勝7敗1分けと苦しんだが、最後の4カード目で初めて勝ち越しに成功。9月には今季4勝1敗2分けと圧倒的優位なマツダでの直接対決6試合。今カードではかなわなかったが、23日からの阪神戦(マツダ)に連勝で巨人が中日戦(東京D)に連敗なら、最短で24日に優勝マジック28が点灯する。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―土壇場の9回に同点に追い付いての逆転勝利

 「ビジターのこういう展開で、相手ピッチャーもいいピッチャー。それを追いついて追い越して、逆転勝ちできるというのは、これは間違いなくチームの力が付いてきている証しだと思います。そして、みんなよく頑張ったんだけど、その中で小園が同点で矢野が勝ち越しの。若い選手の成長というのも感じます。素晴らしいゲームだったと思います。エキサイティングなゲームでした」

 ―戸郷投手に対して

「やっぱり素晴らしいピッチャー。向こうも気合が入っていたので、いいピッチングをされたら、そう簡単に打てるものじゃない。ただ、みんな最後の最後まで諦めないんだという、みんなの気持ちが、あの9回の同点に追いついた攻撃につながったんだと思います」

 ―秋山選手がベンチスタートだった

 「昨日(21日)一塁に駆け込んだときに相手の送球がふくらはぎに当たっているから。なので、無理させられないから、こっちから『今日は治療してくれ』『スタメンでいかないから』と。こっちからやめさせた。当たってる箇所が箇所だから」

 ―その中でも準備していたからこその延長10回に決勝点を呼ぶ代打二塁打

 「代打はいけるということだった。いいところでの代打はいってもらうからなと。そこは、さすが。あそこのアキ(秋山)がつないだツーベースもすごく大きかった。さすがのベテランの一振りだったと思います」

 ―6回途中1失点のアドゥワ投手について

 「序盤からずっとランナーを背負いながらのピンチの連続だったけど、よく耐えたと思います。本当にナイスピッチングだったと思います。彼の良いところは、動じないところだから。本当によく粘ってナイスピッチングだったと思います」

 ―救援陣も粘って勝利を呼んだ

 「あとを受けたピッチャー陣がしっかりゼロでつないでくれているから、最後に追いついて、こういう結果になったと思う。ウチのストロングポイントだし、本当に今日もみんなナイスピッチングだったと思います。結果的に最少失点で抑えているわけだからね」

 ―「楽しみ」と語っていた首位攻防3連戦に勝ち越した

 「いつも、ずっと最初から言っているけど、自分たちのチームは戦いながら強くなっていかないといけないと言っているけど、本当に戦いながら強くなっていると、本当に実感した試合だったと思います」

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