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宝塚歌劇星組が舞空瞳退団後のトップ娘役を当面設けず…「公演ごとに柔軟な配役を」

スポーツ報知 / 2024年8月23日 18時7分

宝塚大劇場

 宝塚歌劇団は23日、今年12月1日付で退団する星組トップ娘役・舞空瞳(まいそら・ひとみ)の後任を、当面設けないと発表した。

 舞空は今月17日に兵庫・宝塚大劇場でのサヨナラ公演「記憶にございません!」「Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)」が開幕したばかり。東京宝塚劇場の千秋楽の12月1日付で卒業するが、次期トップ娘役はまだ発表されていなかった。

 公式ホームページでは「舞空瞳の退団後、固定的なトップ娘役は当面の間設けず、公演ごとに柔軟な配役を行って参ります。作品ごとに配役を行うことで、様々な娘役がそれぞれの個性を発揮し、バリエーション豊かで魅力的な公演をお客様にお届けして参りますので、今後とも何卒(なにとぞ)宜(よろ)しくお願い申し上げます」と説明した。トップスター・礼真琴は、作品内容ごとに違う相手役と共演することになりそうだ。

 宝塚の近年では、宙組・実咲凜音(みさき・りおん)が2017年4月に卒業後、トップスター・朝夏まなとが次期トップ娘役不在のまま、次の大劇場作の同年11月に退団した。10年に雪組トップに就任した音月桂は就任後のお披露目公演では相手役不在だったが、後に舞羽美海(まいはね・みみ)を迎えた例がある。

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