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1軍目指す巨人・秋広優人 バット寝かせるフォームに変更でマルチ安打「すごくいい打球が打てた。継続してやりたい」

スポーツ報知 / 2024年8月24日 5時35分

イースタン・西武戦に出場した秋広。バットを寝かせて構える(カメラ・宮崎 亮太)

◆イースタン・リーグ 巨人1―3西武(23日・ジャイアンツ球場)

 巨人の秋広優人内野手(21)が23日、新フォームに好感触をつかんだ。イースタン・西武戦(G球場)に「7番・一塁」で出場。これまで立てていたバットを左肩の上に寝かせ、捕手方向に引く動きを小さくして2安打。「(6回の)センター前は、バットの面が当たってくれた感じですごくいい打球が打てた。継続してやりたい」と手応えをにじませた。

 22日の練習日に、桑田2軍監督と橋本2軍打撃コーチが付き添う中でG球場に新設されたラボを活用。身長2メートルの秋広は腕も長いため、捕手方向にバットを引きすぎて操作が難しくなっているのではないか、と指摘を受けた。22日時点で2軍で打率2割5分6厘。「どちらかと言うと悪い状態。そういう意味ではチャレンジしやすかった」と迷いなく決断。ダウンスイング気味だった軌道はレベルスイングに近づき、スイングが投球の軌道に重なる割合を表す「オンプレーン率」は50%台から70%台へと劇的に改善した。

 昨季1軍で10本塁打を放ったが、今季は17試合で打率2割2分9厘、0本塁打、0打点。「(変わる)きっかけを桑田さんと(橋本)到さんがくださった。頑張りたい」。悔しさにまみれる4年目、このままでは終われない。(小島 和之)

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