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【広島】マツダの対阪神4年ぶり負け越し決定 0―3の7回無死満塁の絶好機で1点止まり

スポーツ報知 / 2024年8月23日 20時50分

6回3失点で4敗目を喫した玉村(カメラ・渡辺 了文)

◆JERAセ・リーグ 広島1―3阪神(23日・マツダスタジアム)

 首位の広島は打線が振るわず阪神に敗れた。3カードぶりに本拠地に戻っての一戦。マツダでの3連戦の初戦黒星は5カードぶりとなった。今季の阪神戦は10勝9敗1分けだが、マツダでは2勝6敗1分けとなり、直近10年間で唯一だった20年以来4年ぶりの負け越しが決まった。

 0―3で迎えた7回は2安打と敵失で無死満塁の絶好機を迎えた。阪神は高橋から石井にスイッチ。菊池の飛球にスタンドが沸いたが、フェンス手前で左翼・島田のグラブに収まった。犠飛で1点は返したものの、その後は矢野、石原が連続三振に倒れた。

 先発の高橋に対しては、約3年ぶりの登板だった11日の対戦(京セラD)で5回4安打無失点の好投を許し、1025日ぶりの白星を献上。この日も6回まで2安打だけに抑えられ、毎回の7三振を奪われた。

 先発の玉村は、初回2死から森下、佐藤輝の連続三塁打で先取点を奪われ、4回と6回にそれぞれ1点ずつ追加された。2戦連続完投勝利から中10日の先発で6回103球を投げ、7安打2四死球で3失点。21年の自己最多に並ぶ4勝目はならず、4敗目を喫した。

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